ROAD TO C

英語中級者(CEFR B2)から上級者(C1)へ仲間入りする為のブログ。海外就職や留学の情報も。

海外就職を成功させるための武器を伝授する

この記事はいわゆる総合職系の職種で海外の非日系企業に直接雇用をされることを夢見ている人のために、本当に武器として使える能力をお伝えしたいと思い書いています。

現在一年半ほど海外の外資系企業で営業やマーケティングを中心にして働いている私が周りの日本人や外国人(非現地人)社員を見ていて日頃から感じていることです。

営業やマーケティングだけでなく、エンジニアリングといった技術職などどんな分野にも共通して言える内容ですので、海外で就職したい!と思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 英語力の優先順位は低い

「海外で働きたいから英語を勉強しなきゃ」と英語科に入学したいという話を学生からよく聞きますが、絶対にオススメしません
むしろ海外で働きたいという夢へ遠回りしていると思ってもいいくらいです。

詳しく説明します。

あなたが思っている以上に日本語と英語が両方できる人は世界にあふれています。
「日本人は英語ができないから英語ができると有利」と思ってしまうのは日本にいるからで、当たり前ですが海外で働いている日本人はレベルの違いはあれど全員英語ができます。
英語ができるかどうかは当たり前の話であって、それ以外の能力の方がずっと優先順位は高いです。

つまり「英語しか」できない人はそれだけで競争から外され、逆に英語力がそれほど高くなくても他の能力が高い人は採用されやすい傾向にあると感じています。

もっと言うと英語と日本語ができるのは日本人だけではありません。
日本語&英語+αの人も恐ろしいですが数えきれないほどいます。
英語力だけで勝負しようというのは、初期装備のままラスボスに挑むのと同じくらい無謀なことです。

英語力だけで勝負していそうな通訳の人も成功している人は英語力以外の能力が秀でているもの。

英語力は武器にはならないので、ある程度コミュニケーションできるレベルまで到達したら違う能力を伸ばすことに注力しましょう。
他の能力を伸ばすために英語で学ぶというのが良いです。

2. 本当に大事なのは今までの「経験」と「結果」

日本の就活は意外に寛容だと思う理由に、学部で勉強してきたところとは全く関係ない会社や部署に配属されたり、有名大学卒業だとそれだけで目を引いたりするところがあります。

ところが海外の会社では新卒であっても職種別採用が一般的であるため専攻とかけ離れた部門への就職はかなり難しいです。

今まで自分が蓄えてきた知識や経験を使ってどれだけ会社に貢献できるかを説得なければ採用を得られないので、これに信ぴょう性を持たせる経験が必要不可欠だからです。

日本の有名大学を卒業していても、バイトに明け暮れていて専攻の勉強をあまりやらなかった人はかなり厳しいということですね。
ちなみに日本の有名大学を出ることはそんなに重要ではありません。日本の大学のことなんか誰も知らないからです。

一部の巨大企業は気にすると思いますが日本の大学の世界ランキングはそもそもあまり良くないのでトップ3校くらい以外はほとんど変わらないと思います。

無名の大学でもすごく勉強して履歴書や面接でその知識を使ってどんなことができるか説明できる人の方がずっと良いです。

日本の就活ではバイトを頑張ったという話をしたりする人もいますがそれを海外の企業の面接ではしない方が無難です。勉強を頑張った専門知識を持った子が欲しいんです。

専門知識に関連する分野でのバイトやインターンはもちろん推奨します。

また経験と同じくらい結果が必要です。

いくら経験があっても結果を出せない人は必要がありません。

今まで自分がどんな結果を出してきたか、その結果を出すためにどんな戦略を立てて行動してきたか、具体的に説明できるようにしましょう。

海外企業に提出されている履歴書をみると劣等感を感じるくらい今までどんなにすごいことをしてきたかがリスト化されて書かれていたりします。

特別大きな結果を出したことがないから無理だと思ってしまう人でも、細かく考えれば必ずいくつかあるので心折れずに見つけ出しましょう。

3. 未知や初見に対する適応能力が必須

日本からいきなり海外で就職するとカルチャーショックの連続になります。
日本だったらこうなのに…ということは日常茶飯事です。

残念ながら海外で就職してみたものの文化や土地にどうしてもなじめずすぐに辞めて帰国してしまう方が一定数います。

せっかく高いビザの取得費用を出して取った人材がすぐ辞めるのは会社にとってたまったものではありません。

どこかのタイミングで現地の生活になじめそうかといった話題になるので、そういった違いを楽しんですぐに適応していけるということをアピールすると採用側は安心できます。

違いに適応できないと精神的に生活していくのが難しくなり、仕事の結果にも響くため重要な能力です。

4. 日本人としての文化的知識と自覚

日本が嫌だから海外に行くんだ!という人によく会いますが、残念ながら海外に出ると嫌でも自分が日本人であり、周りからも日本人としての知識や意見を求められていると気づくことでしょう。

日本語が話せる現地人だって沢山いるのに会社がわざわざ日本人を採用しようと思う理由を考えてみてください。

言語化できない部分まで日本の文化を感覚的に理解していて本社から発信されるすべての情報を日本市場向けに微調整できる能力はどうしても日本で生まれ育った日本人しか持っていません。

本社地域では何でもないことが日本市場に持っていくと到底受け入れられないだろうという内容があった場合、どうして駄目なのかを論理的に説明する必要があります。

またこれを見逃してしまうと日本市場で失敗してしまうかもしれません。

日本の行事、祝日の意味、地域の特性、流行、歴史など求められたときにすぐ説明ができるように日本の知識や考え方について今一度学んでみましょう。

5. ハッタリをかけられるくらい自分に自信をもつこと

卑怯なように見えてかなり大事になってくるのが自分に自信をもってハッタリをかけられることだったりします。

先日テレビでコシノミチコ氏が自分はお手伝いをしていただけなのに、デザイン会社に就職するため姉のファッションショーの資料を持ち込んで「同じテイストだから採用してほしい」と言って職を勝ち取ったと話していました。

これは本当に大事なことで、前述したようにみんな履歴書には自分がどれだけ今まですごいことを経験してきたか書いていますがある程度の誇張も入っています。

自己主張をしないというのが日本人のステレオタイプなので、したたかに自分は他の候補者よりもすごい人だから採用する価値があると伝えると良いです。

ただしミチコ氏のように、100%のウソではなく自分が実際にかかわったものに対して話を広げていかなければいけません。

その件について突っ込まれたときに辻褄があわなくなってくる可能性があるからです。

あとは入社後ガッカリされないように、誇張した部分に関しては本物にするため必死に努力をしましょう。

まとめ

日々努力をしていくこと、これがどこの国でも一緒に働きたいと思ってもらえるコツです。

日本での就職も海外での就職も特に大きく変わりませんが、経験や結果をコツコツ積んで自信に変えていきましょう。

自分を主張することは日本の文化だとあまり良く思われないことだったりしますが、海外では自分がどれだけ価値のある人間か見せることが重要になってきます。

最初は違和感があると思いますが、激しい競争を勝ち抜いていくために頑張りましょう!


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