経験者が断言!留学にエージェントは不要です
留学しようと思い立ったとき、こんな疑問に直面する人も多いのではないでしょうか。
「どの留学エージェントに頼むのがいいのかな?」
「エージェントの手数料がすごく高いきがする」
「留学エージェントを通さずに個人でできないかな?」
留学はエージェントを通さずに個人で出来ます。
マレーシアの大学院(ビジネススクール)にエージェントを一切通さず正規留学した私が、エージェントの必要性に対する疑問や実際にやってみて大変だった点をお伝えします。
目次
1. 留学エージェントの必要性について
1-1. 留学エージェントとは
留学エージェントとは、留学に必要な学校や手続きの情報を教えてくれたり、書類の作成などについて手伝ってくれる業者のことです。
「手伝う」ことが彼らの主な仕事であり、留学するのに「必須」の存在ではありません。
なぜ高いお金を出してエージェントに斡旋を頼む人がいるのか、メリットとデメリットについて言及します。
1-2. メリット
・必要書類や学校の情報を教えてくれる
・英語がわからなくても代わりに手続きしてくれる
・時間が無い人の代わりにやってくれる
・頼れる人がいる安心感がある
留学しようと思い立ったばかりの右も左もわからない人にとって、聞くだけで瞬時に問題を解決してくれるエージェントの存在は輝いて見えるでしょう。
また、英語がわからない場合は留学希望先の学校に問い合わせをすることさえままならず、代わりにやってくれるのであればとても助かりますね。
時間が無い人にとっても時短につながります。
そしてなんといっても知り合いもいない勝手の知らない外国です。
孤独の地で頼れる人がいるということは精神的にとても助けになります。
1-3. デメリット
・費用が高い
・エージェント選びをしなければいけない
・仲介手数料が高く質が低い学校を紹介されるケースもある
・エージェント自体が倒産するケースがある
最大のデメリットは費用です。
私が留学したマレーシアで言うと、エージェントに頼むと現地の1年間の家賃分くらい取られます。
何かとお金がかかる留学。できるだけ削れるところは削りたいですね。
学校を選ぶための手続きをしてくれるエージェントですが、これも一社だけではありません。
学校選びのためのエージェント選びをしなければならず、トータルで考えるととても時短になるように思いません。
そう言うのも、自社の利益しか考えていない悪徳業者は常に一定数存在するからです。
私の近い友人はゲートウェイ21というエージェントが倒産したとき、カナダに留学の手続きにかかった60万円を持ち逃げされ結局自力で再手続きしました。
1-4. メリットがあっても不要だと断言する理由
必要書類や手続きは大学留学生課で教えてもらえるし、今やネットで簡単に調べることができます。
私がマイナーなマレーシアに留学したとき、ネット上の情報はとても少ないものでしたがそれでも何とかなったので大丈夫です。
ましてや英語力についての不安は行く前に解消しておくべきだと思います。
エージェントに頼らなければいけないレベルの英語力しかないのなら、申し訳ないですが留学しても得られるものは少ないです。
中高生から長期留学するなら話は違うかもしれませんが、二十歳を超えてる人ならお金の無駄に近いものがあります。
ちなみに英語は海外に行かなくても話せるようになるので語学留学は全くオススメしません。留学するなら英語以外を学んでください。
デメリットの部分でも述べたように忙しいから代わりにやってもらうという人がいますが、エージェント選びに時間を取られている間にすべて出来てしまいます。
私も休日がほとんどない長時間労働の仕事をしている間に済ませたので、できないはずはありません。
頼れる人がいる安心感ですが、実際に留学すると「頼れるのは自分しかいない状況」に嫌でもなります。
人に頼る癖は日本にいる間に切り捨てた方が後々精神的に楽です。
2. 留学の手続きはエージェントを通さず個人でOK!
2-1. 留学に必要な手続きとは
国によって必要な書類などは変わりますが全体的な流れは同じです。
(1) 現地や学校の情報をあつめる(学校に問い合わせ・見学)
(2) 手続き・必要な書類について調べる
(3) 必要書類を準備する(入試・学費納入)
(4) オファーレター・ビザなどをもらう
(5) 留学生活スタート
2-2. 留学エージェントは必須ではない!
エージェントが手助けしてくれるのは基本的に(1)~(4)、追加料金などを払えば全部サポートしてもらえるプランもあります。
エージェントを通さないと行けないという学校はありません。
そんなことを言う学校があればむしろ危険なのでやめた方がいいです。
3. 実際に留学エージェントなしで留学してどうだったか
3-1. 大変だったこと
マレーシアのビジネススクール・大学院に正規留学するなんてマイナー中のマイナーですからネットにも情報は少ないし、メジャーな国に比べると情報収集は大変な方でした。
特に前職は激務だったので、仕事をしながら隙間時間でやりとげ、学校に直接連絡を取り、見学・面談などすべて自力で手配しました。
学校の特徴を知るために買ったマレーシア留学の情報誌と英語でのネット検索、大学担当者からの回答が情報元です。
大学はとても親身になってくれ、確実なのでエージェントより信頼できますよ。
3-2. 必要を感じたとき
ありません。
すべて終わって留学がスタートした時の感想は「やっぱりエージェントは全然要らなかった。使わなくて正解だった。」でした。
英語力も伸びたし、知らないところでも自力でやっていけるという自信にもなり、良いことしかありません。
準備期間に問題を解決しようと自分でやったことは留学後にも必ず必要な能力なので準備運動だとでも考えましょう。
失敗しても何しても自己責任。
私も経験を少しずつ共有していきたいと思いますので留学準備をされる方はぜひ参考にしてみたくださいね。
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