ROAD TO C

英語中級者(CEFR B2)から上級者(C1)へ仲間入りする為のブログ。海外就職や留学の情報も。

Fiverrで偽レビューを書いてくれと依頼があった話

基本家にいるときは暇なので、その時間を利用して翻訳の仕事をFiverrというアメリカのクラウドソーシングサービスで請け負っています。

近頃、偽レビューやサクラレビューと呼ばれるものがアマゾンで横行しているとニュースになっていました。

これは私が登録したばかりのヒヨッコだったときに舞い込んできたお話と、実績ができた後に来た単価の高い話の二つあります。

 

1.アプリの良い感想を70字程度×100コメ書いて!

翻訳に関するページを作って(FiverrではGigと呼ばれている)、一週間ほどたったころ。

ドイツから一通のメッセージが届きました。

 

アプリの開発をしているんだけど、アプリの良いことを書いてもらえる?

 

言っている意味が本当によくわからなかったので詳細を3点聞くことにしました。

 

  1. 私は翻訳家として登録しているが、良いコメントを日本語に翻訳してほしいという依頼か?
  2. 納期はいつか?
  3. 文字数と予算は?

 

すると驚きの返信が帰ってきたのです。

 

翻訳じゃなく、日本語で一からかいて欲しい。一つのコメントは70文字程度、これを100個作ってほしい。

予算は10個で1ドル。簡単なことだから納期は20分でいいよね?まぁ、1日くらいは待てるよ。

全然自由に書いてくれたらいいから。このアプリを使ったつもりで、良いコメントを量産してくれたらそれでいい。

 

どこから突っ込めばいいのかわからん。

 

まず、70文字を100コメ。7千文字ですね。

10コメで1ドルとのことですので、ご希望の100コメ制作には10ドルですか。

そして20分。

 

7千文字を20分で書いて10ドルです。

 

まず7千文字を20分で書くのは物理的に無理です。

一から書かなければいけないのにもっと無理です。

とはいえ、納期は最長1日待ってくれるらしいです。

 

7千文字で10ドル?

1文字単価は0.0014ドル。

110円計算で0.15円/字

 

ふーん、まぁ駆け出しのウェブライターなんかはこの辺りの単価も珍しくないみたいですし。

かなりギリギリのラインじゃないですかね。

日本語はこの単価で書いてもらえるという情報が出回っているのでしょう。

 

2.150語翻訳して!あとそれをTripAdvisorに投稿してくれる?

めちゃめちゃわかりにくかったので危うく受けそうになった依頼です。

通報し損ねたんですが、他の人にも同様の内容を送っていたのか今はアカウント凍結されています。

最初のメッセージの内容はこうです。

 

100語から150語の英語のテキストを日本語にしてもらえる?

 

もちろん私はFiverrでそれをやっているので、全く問題ありません。

見積(Custom Offer)を送って出来ることを伝えました。

そして次の返信がこれです。

 

TripAdvisorに投稿もやってもらえないかな?

 

はい、偽レビュー!

大人の対応として、翻訳サービス以外のことはできませんと返信しました。

 

偽レビューの売買はFiverrでも規約違反です

日本のクラウドソーシングである、ランサーズやクラウドワークスでは偽レビューの売買が禁止されています。

Fiverrでも規約に「第三者の利用規約を破るような依頼は禁止」とあります。

今回はアプリのレビューですがGoogleやAppleのアプリストアも偽レビュー・サクラレビューの投稿を禁止していますのでこれにあたります。

確認のために直接Fiverrのカスタマーサービスに問い合わせをしましたが、やはり私が受けた依頼は規約違反にあたるため、このような依頼があった場合は「すぐに通報してください」とのことでした。

 

どうして私に依頼が来たかの考察

私の勝手な考察として、理由は二つあると考えています。

  • 自然な日本語が書ける日本人であること
  • レビューが少ない新規アカウントであること

 

日本人であること

自然な日本語が書ける日本人であることは、どういう意味かわかりますよね。

たとえ日本語で書ける人に依頼しても、変な日本語だった場合はサクラレビューであると一瞬で感付かれる可能性があるからです。(もちろん日本語を習ったちゃんと購入した外国人が書いている可能性もある)

一般的に怪しい日本語は怪しい人からの投稿という印象になるのは否めないのではないかと思います。

 

新規アカウントであること

レビュー売買ビジネスが成り立っているということは、人が購入決定をするのにレビューは重要な要素であるということです。

通販サイトやアプリでの評価ばかりが目立ちますが、これはFiverrのようなクラウドソーシングにページを持つフリーランサーも同じです。

仕事には5段階で評価がつけられ、5つ星がたくさんついている人は信頼できるという証であるため依頼がたくさん入ります。

実は私がFiverrにアカウントを登録してから1カ月半、1度も依頼がありませんでした。

評価が無い人に頼むことほどリスクが高いものはありませんからね。

最初のクライアントが評価を付けてから継続的に仕事が入るようになりました。(また別の機会にお話しします)

 

0から1が難しい。

実際に他サイトで「Fiverrのレビューを書いてあげる」という仕事があります。

相手の偽レビューを書く代わりに、自分のレビューも書いてもらえる、まぁ一石二鳥ともいえる内容でしょうか。

 

レビュー数が二桁前半の場合も狙い目でしょう。

競合は数百件の5つ星レビューがついている人ばかりですから、早く駆け出しアカウントから抜け出したいとみんな思っているはずですからね。

そういうわけで私が狙われたのだと思います。

 

偽レビューは受けない!通報して撲滅する!

高評価欲しさにこのような依頼を受けたい気持ちはわからくはないです。

しかし、一度嘘をついたらあなたの経歴すべてが嘘になると言っても過言ではありません。

胸を張って言える仕事だけをしましょう。

社会全体の利益のためにもこのような輩に遭遇した場合は、即運営に通報しみんなを守ってください。


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