ROAD TO C

英語中級者(CEFR B2)から上級者(C1)へ仲間入りする為のブログ。海外就職や留学の情報も。

フィリピン系オンライン英会話を使わない方がいい4つの理由

格安オンライン英会話はすごく安いけど質はどうなんだろう?

フィリピン人の先生に習ってちゃんとした英語が喋れるようになるのかな?

初心者向きなのは非ネイティブの英会話レッスンの方が良いかも?

ちょっと懐疑的な方に向けて私が格安オンライン英会話をオススメできないと思う理由について話します。

主にCEFR C1以上の上級者をめざす方への話ではありますが、「初心者のうちから正しいものに触れるべき」と思っているので初心者の方にも当てはまります。

アジア圏で英語を正式な公用語として採用している国といえばフィリピンやシンガポールが挙げられます。
正式には公用語としていないものの実質英語が共通語として現地人同士のコミュニケーションに使われているのがマレーシアです。

フィリピンとマレーシアはIELTSやTOEFLの平均スコアでほぼ同点を叩き出しているので似たような言語能力であると言っていいと思います。

マレーシアに3年ほど住み、過去にはフィリピン系格安英会話も3ヶ月ほど利用したこともある経験を踏まえています。

圧倒的な語彙力不足

ペラペラと英語を話すため気づきにくいところですが日常的に利用している語彙がアメリカ人やイギリス人などに比べて圧倒的に少ないと言わざるを得ません。

少し難しい単語を使うと通じなかったりするケースも多く、彼らが英語を教えることができるのは簡単な単語にも慣れていない初心者~中級者くらいじゃないか、と思う講師も体感として少なくありません。

これは同じフィリピン人であっても生活環境や学習環境によって英語の習熟度が違うので、通じあえるように日常的にとてもシンプルな単語や構文をつかって話す傾向にあるためではないかと考えます。

英語テストで同スコアを叩き出すマレーシアも同様です。

そんなことないよ!めっちゃ英語上手いよ!って言う方。わかります。

でもその「とても上手い」と思われる方が何パーセントいますか?
あとご自身がそれを判断できるほどの習熟度でいますか?

マレーシア人やフィリピン人との会話は特に問題なくできる私ですが、アメリカ人との会話では知らない単語や表現によく出会います。そういうことです。

上級者を目指すのであれば幅広い語彙に触れる必要があるのでお勧めできません。

発音に強い訛り

大卒の人は訛りがほとんどないと書かれているのをよく見ますが本当にそうでしょうか。
訛りが「少ない」というのが正しい言い方でしょう。

ちなみに色々と無料体験などもやってみましたが、フィリピンの有名大卒の講師しか在籍していないという大手オンライン英会話スクールでも多くの講師がかなり訛りが強いです。

確かに数人訛りの少ない人を見かけましたが予約が取りづらい状態でした。
予約が取れなければ訛りの強い講師を選ばざるをえませんよね。

私自身は訛りがあってもいいからとにかくどんどん話すせるようになればいいとは思っていますが、それは学ぶ側の姿勢の話です。

発音、文法、語法、すべてにおいて間違った英語を使う可能性がある講師から学ぶといういうことはむしろ危険であると思います。
思っている以上に人の話し癖というものはうつります。

地域により英語の特色はあるものの、少なくとも英語が第一母国語の方から習うべきです。

ミスを減らしていかなければ上級レベルには踏み込めません。

ネイティブなら絶対しない文法間違い

本当に細かい話ですが、三単現のSが落ちているとか複数形と単数形が統一されていないとか、ネイティブなら自然とできるところに間違いが見られることがあります。

そんなことくらい、と思われるかと思いますがIELTSやTOEFLではそんなこともできないのかって具合にガンガン減点されます。

つまり上級者はそんな間違いはほとんどしない(べきな)のです。

「初心者はゆっくり話してくれて聞き取りやすい格安オンライン英会話の方がオススメ」という主張を時々見ますが、これには反対です。

初心者こそ間違えて覚えないようにケアレスミスが無いような人から学ぶべきだし、ゆっくり話してもらいたければネイティブの講師だって頼めばやってくれます。

「そりゃあネイティブから学べるに越したことはない」とみんな思ってはいると思いますがなぜこんなにフィリピン系格安オンライン英会話レッスンが人気を博しているのかというと、価格なんですよね。

みんな湯水のように使えるお金があれば考えるまでも無くネイティブのレッスンを選ぶはずです。

別に安くない

ネイティブのレッスンは高いから格安オンライン英会話に登録するというのが多くの方の一番の理由でしょう。

でも格安オンライン英会話は本当に安いと思いますか。

定額制サービスの罠とも言えるところですが、一回あたり○○円は毎日欠かさず受講した時の値段です。

二日に一回しか受講できなければ倍になり、週一回であれば7倍ですよ。

フリートークをするだけなら言語交換サイトでスカイプをしてくれる友達を見つけて話せば無料です。

私がネイティブに校正をお願いしたいときによく使っているCafetalkではフリートーク30分500円なんて値段で出しているネイティブの人もいます。

教えてもらいたいことを自分で用意して持っていけば付き合ってもらえるし、ネイティブでもそこまで大きく値段が変わるわけではないです。

自作の教材で開講している講師でさえ50分千円台もゴロゴロいます。

通学型の英会話教室は確かに高いですが、オンラインであればネイティブでもそこまで高くないです。

特に質という意味で費用対効果を考えれば、フィリピン系格安オンライン英会話は別に安くありません。

まとめ

質より量をこなしたいという人にとっては悪いものではありませんが、上級レベルを目指すのであれば質にも注力すべきだというのが私の意見です。

そしてフィリピン人講師を中心に構成される格安オンライン英会話については質という点が足りていません。

高いサービスがすべて良いとは限りませんが、安いものにはそれなりの理由があります。

長くやればやるほど話し言葉の癖というものはうつるものです。
3年マレーシアに住んでいただけで意識していなかったのにマレーシア英語を使えるようになった実体験から強く言います。

ミランダ・カーみたいな英語を話したいならオーストラリア人から習うべきだし、エマ・ワトソンみたいに話したいならイギリス人から学んでください。

本気で英語力を上げたいなら第一母国語とする講師につきましょう。


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